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女将を育てたい

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現状、ワインバルのような洋業態と和食屋などの和業態だと
圧倒的に洋業態の方が人(スタッフ)が集まりやすい、
ということをよく耳にするし実感としてもその通りだと思う。

キッチンスタッフに関しては
本格的なフレンチやイタリアンのような店は別として
カジュアルなバルやビストロだと
そこまで調理のキャリアがなくとも現場に飛び込めるケースが多い気がする。

逆に、和業態では
居酒屋はバルやビストロ同様、経験が浅くても入り込めることが多いが
ある程度しっかりした料理を出すお店になると
年齢にもよるが、年相応の経験がないと採用されにくいように思う。

後は、応募者側の心情として
洋業態の方が「お洒落で面白そう」ってのはあるかもしれない(苦笑)。

更にホールスタッフに限って言うと
より一層そういう傾向が顕著になる。

洋業態であればホールでもソムリエ、ソムリエールなど
技術を磨き、知識を身に付けてキャリアを高めていく道筋が見えやすいのに対して
和業態でのホール業務においては、そういう明確なキャリアパスが描きづらい、というのはあるように思う。

和食屋でのサービスはカウンター越しに店主や料理人が直接行うことが多く、
ホール側のスタッフはそのサポートが主な業務となる。

となると、なかなかそこで自分自身の付加価値を高めていくこと、というのはイメージしにくいのかもしれない。

実際、欧米では結構お年を召したサービサーやソムリエが第一線で活躍しているのに対して
日本の料理屋のホール側で同じような存在を見かけることはごくまれな気がする。

しかしながら、
今後、日本の文化、日本食を世界に広めるためにも、「おもてなし」の気持ち、作法を正しく伝えるためにも
和業態でのホール業務の重要度は増していかざるを得ない。

と考えると、まさに

女将

がこれからは世界で活躍していくのではないかと。

とは言いながらも
いきなり女将を呼んできてお店に入ってもらっても
お店側の準備も女将側の気持ちも整わない気がするので
ここはじっくりと女将を育ててみたいな、と。

基本的な和食の知識、作法を学び、
お店と自分の付加価値を高めるためにも
お茶やお華、書道も習得し、
今後を見据えて英語も勉強してく。

日本に来る外国人のお客様にも対応し、
今後、海外に進出する日本の料理屋ででも活躍できる。

そんな女将がいれば和食屋の可能性は広がるばかり。

是非、実現してみたい。

ちなみに、
これらの傾向を逆方向、つまり雇う側ではなく、雇われる側から見ると

「和食のホールで経験を積んで、付加価値を提供できる人が最もマーケットで高い評価を受ける」

とも言える。
募集をかけて、人がたくさん応募してくる業種、職種は必然的に賃金ベースが低くなる。
オシャレカフェがその最たるもの。
なので、
いくら募集をかけてもなかなか人が集まらないような職種だと
多少給与が高くても雇う側は採用したくなる、採用せざるを得ない状況になる。
となると、
キャリアパス的には「和業態のホール」というのは穴場だともいえる。

ので、女将に興味がある方は是非ともご連絡ください。
よろしくお願いします。

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株式会社らしく

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