Close

尺度を変えてみる

Pocket

facebookにて友人がシェアしていたのでこちらの記事を読んだ。

「自分は特に優秀ではない」と悟ってから、一気に仕事ができる人になった人物の話。

話としては、社会人個人としての仕事の取り組み方、考え方的な内容なんだけど、
お店づくり、会社のあり方としても同じような考え方が必要なんだよなー、と思った。

飲食店経営においての一般的な尺度と言えば

「店舗数」

「売上」

飲食業界の人と話をしているときに一番よく出てくる話題であり尺度だし
初めて会った人や初めて行ったお店を理解するのに
やっぱり分かりやすい指標だと思う。

決して、そういう尺度で概要を把握すること自体は悪いことではない。

と思うけど、
自分たちがそれをゴール目標として頑張る、ってことはない、
というかすべきではないと思う。

というと、多店舗展開や売り上げ拡大を否定している様に聞こえるかもしれないけど、
ここの記事にも書いてあるように
そこを目指してもまるで勝ち目がないからしない、
ということ。

私の身の回りにも本当に優秀な飲食店経営者がいっぱいいて
毎年何店舗もお店を増やしている会社がたくさんある。

本当に凄いなー、と思ってるし尊敬もしている。

だからこそ、
同じ土俵で戦っても勝ち目はないし、意味がないと思ってる。

企業経営、という意味では売上高を増やし、利益を増やすことが何よりも大切なのかもしれないけど、
飲食店を運営する、という意味では必ずしもそうではないと思ってる。

誰かの真似や流行にのって一時的にお店を増やしていくことよりも
どこにもない、そして誰かには求められているお店をちゃんと長く続けていくことの方が大切なこともある。

それでも
自分たちにしか提供できない、表現することが出来ない「何か」がないのであれば
お店としての付加価値はあまり高くない。

だから
店舗数でなく、売上高でもない、
自分たちにしかできない、自分たちらしい尺度で
一番を目指す必要がある。

じゃー、何を尺度とするか。

この記事に書いてある
「かと言って、「楽しめばいい」とか「趣味を充実」ってのも、なんか逃げたみたいで嫌だった。見栄でもなく自分の中の楽しみだけに完結するわけでもない目標って、何かを考えた。」
っていう考え方は本当にその通りだと思う。

尺度を変えることと、自分都合でゴールを安易な方向に持っていく、ってのは全然違う。

しかも
尺度である以上、客観的に見ても明確にわかる何かではなくてはいけないと思う。

「日本一社員が幸せな会社」
とか
「日本一スタッフが成長できるお店」
なんてのは主観的過ぎて
スローガンとして掲げるのには良いんだろうけど、それは尺度ではない。

「日本一休みの多いお店」
とか
「日本一福利厚生が多い飲食企業」
とか。
出来るかどうか、適切かどうかは別として
そっちの方が全然分かりやすい。

ということで、
自分たちらしい尺度を見つけたい。

そして、
それを達成するために努力し続けなければならない。

分かりやすい尺度ほど、達成するのは難しい。

まずは
自分たちの尺度を見つけることから。

最初は範囲は狭くても良いのかもしれない。

日本一じゃなく東京一。
東京一じゃなくて渋谷一(苦笑)。

階段を上るように高みを目指したい。

その先には必ず今とは違う景色が待っているから。

とはいえ、道のりはまだまだながい。

まずは一段、階段を上るための努力に取り掛かろう。

先はながい。。。

Pocket

About the Author

株式会社らしく

株式会社らしくは、マルザック(表参道)とマルザック7(中目黒)を運営しています。